ご家庭で美味しい水を飲むために、浄水器「きよまろプラス」をお使いの方も多いのではないでしょうか。毎日使うものだからこそ、その性能を維持し、いつでも安全で美味しい水を飲むためには、定期的なカートリッジ交換が不可欠です。
「カートリッジって、どこで買えるの?」
「交換時期はいつ?」
「交換方法がよくわからない…」
そんな疑問をお持ちの方のために、この記事では、株式会社ダイト薬品が販売する「きよまろプラス」専用の交換カートリッジについて、その役割や仕様、交換時期の目安、正しい交換手順、そして気になる購入方法や価格、注意点などを詳しくご紹介していきます。
きよまろプラス浄水器とは?ダイト薬品の家庭用浄水器
まず、カートリッジが使われる「きよまろプラス」本体と、その販売元について簡単にご紹介します。
販売元「株式会社ダイト薬品」について
- 浄水器・健康関連製品の専門企業: きよまろプラスを販売する株式会社ダイト薬品は、富山県に拠点を置き、家庭用浄水器や配置薬、健康食品などを長年にわたり開発・販売してきた企業です。特に浄水器「きよまろ」シリーズは、同社の代表的な製品として知られています。
- 品質とサポート: 長年の実績に基づいた品質管理や、電話注文・サポートなどの顧客対応体制が整っていると考えられます。
きよまろプラス浄水器の概要と特徴(カートリッジとの関連で)
- カートリッジ交換式浄水器: きよまろプラスは、水道水に含まれる様々な不純物を除去するために、交換式のカートリッジを使用するタイプの浄水器です。(蛇口直結型か、据え置き型かなど、具体的な形状はモデルによります。)
- 浄水性能: カートリッジ内部のろ材によって、水道水中の残留塩素、濁り、トリハロメタン、鉛、農薬など、気になる物質を除去し、安全で美味しい水を作り出します。(除去できる物質はカートリッジの性能によります。)
- 定期的な交換が必要: 浄水性能を維持するためには、このカートリッジを定期的に交換する必要があります。
きよまろプラス専用 交換カートリッジの基本情報
浄水器の性能を左右する、カートリッジの役割と仕様について見ていきましょう。
カートリッジの役割:きれいな水を生み出す心臓部
- ろ過の仕組み: カートリッジの中には、活性炭やイオン交換体、中空糸膜フィルターといった、複数の「ろ材」が組み合わされて入っています。
- 活性炭: 水道水の嫌な臭いや、残留塩素、カビ臭などを吸着します。
- イオン交換体: 水に溶け込んだ鉛などを除去する働きがあります。
- 中空糸膜フィルター: 医療分野でも使われる微細な孔を持つフィルターで、赤サビなどの濁り成分や、水道水中の細菌(一般細菌)などを物理的に除去します。
- 交換の重要性: これらのろ材は、使用するにつれて汚れが蓄積したり、吸着能力が低下したりしていきます。フィルターが目詰まりすると、水の出が悪くなることも。カートリッジを定期的に交換することは、浄水器本来の性能を維持し、常に衛生的で安全、そして美味しい水を使い続けるために、絶対に必要なのです。
きよまろプラス カートリッジの仕様(確認できる範囲で)
- 【重要】対応機種: このカートリッジは「きよまろプラス」専用です。同じ「きよまろ」シリーズであっても、他のモデル(例:きよまろ(ゼータ)など)や、他社メーカーの浄水器には使用できません。 必ず、お使いの浄水器本体に対応した純正カートリッジを使用してください。互換性のないカートリッジを使用すると、正しく取り付けられない、浄水性能が発揮されない、水漏れや故障の原因となる可能性があります。
- ろ材の種類: 上記で説明したような、活性炭、イオン交換体、中空糸膜などが使用されていると考えられます。これにより、多段階で不純物を除去します。
- 浄水能力:
- 除去対象物質: 日本の家庭用品品質表示法やJIS規格(JIS S 3201)に基づいて、除去性能が試験・表示されています。「遊離残留塩素」「濁り」「総トリハロメタン」「溶解性鉛」「農薬(CAT)」「カビ臭(2-MIB)」など、製品によって何項目の物質を除去できるかが示されています。(例:13項目除去、17項目除去など)
- 総ろ過水量: カートリッジ1本あたりで浄水できる水の総量(例:7,500リットル、10,000リットルなど)も重要な指標です。
具体的な除去物質やろ過水量は、お手元の取扱説明書や、ダイト薬品の公式サイトでご確認ください。
カートリッジの交換時期とサイン
カートリッジはいつ交換すれば良いのでしょうか?交換時期の目安と重要性について解説します。
交換時期の目安【重要!】
カートリッジの交換時期は、主に使用期間」と「総ろ過水量」の2つの目安で示されます。どちらか先に達した方で交換が必要です。
- 【目安1】期間: 一般的な家庭での使用を想定した交換目安期間です。きよまろプラスの場合、約〇ヶ月(例:6ヶ月や12ヶ月など、製品仕様によります)が推奨されていることが多いです。
- 【目安2】総ろ過水量: カートリッジが除去能力を維持できる水の総量です。例えば「総ろ過水量 7,500L」の場合、1日に20L使用すると約1年(375日)で交換、となります。
- なぜ交換が必要か(再確認):
- 浄水能力の低下: ろ材の吸着能力には限界があり、フィルターも目詰まりしてくるため、使い続けると塩素や不純物を除去しきれなくなります。
- 衛生面: 古くなったカートリッジ内部で雑菌が繁殖してしまうリスクもゼロではありません。
- 流量の低下: 目詰まりにより、水の出が悪くなることもあります。
推奨される交換時期を守ることが、安全で美味しい水を使い続けるための基本です。
交換時期のサイン(もしあれば)
- 交換お知らせ機能: きよまろプラス本体に、カートリッジの交換時期が近づくとランプの点滅や表示などで知らせてくれる機能が付いている場合があります。これが最も分かりやすいサインです。
- 体感的な変化:
- 水の出が悪くなる: フィルターが目詰まりしている可能性があります。
- 水の味が変わる・臭いがする: 浄水能力が低下し、塩素などが除去しきれていない可能性があります。 ただし、これらの体感的な変化は、すでに交換時期を過ぎているサインである可能性が高いため、お知らせ機能や推奨時期を目安にするのが確実です。
交換を怠るとどうなる?
推奨される交換時期を過ぎてカートリッジを使い続けると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 水道水中の塩素や不純物が十分に除去されず、水の味や臭いが悪くなる。
- 浄水器本来の性能が発揮されず、安全性が低下する。
- フィルターの目詰まりで水の出が悪くなる。
- カートリッジ内部で雑菌が繁殖し、不衛生になる。
必ず定期的に交換しましょう。
きよまろプラス カートリッジの交換方法:簡単ステップ
カートリッジの交換は、多くの場合、比較的簡単に行えます。(※機種により手順は異なります。必ず取扱説明書をご確認ください。)
交換前の準備
- 新しいカートリッジ: お使いの「きよまろプラス」に対応する純正の交換用カートリッジを用意します。
- (機種により)止水: 水道メーターの近くにある止水栓、またはシンク下の止水栓を閉めて、浄水器への水の供給を止めると、より安全に作業できます。(必須ではない場合もあります)
交換手順(一般的な据え置き型・蛇口取り付け型を参考に推定)
- カバーを外す: 浄水器本体のカートリッジが収納されている部分のカバーを外します。(スライド式、はめ込み式など)
- 古いカートリッジを取り出す: 使用済みのカートリッジを、上に引き抜くか、少し回してから引き抜くなどして取り外します。水が垂れることがあるので、下にタオルなどを敷いておくと良いでしょう。
- 新しいカートリッジを取り付ける: 新しいカートリッジのキャップなどを外し、正しい向きを確認して、本体にしっかりと差し込みます。奥まで差し込んだり、少し回してロックしたりするタイプが多いです。確実に装着されているか確認しましょう。
- カバーを戻す: カバーを元の位置に取り付けます。
- (機種により)リセット操作: 交換お知らせ機能がある場合は、説明書に従ってリセットボタンを押すなどの操作を行います。
- 【重要】通水(捨て水): カートリッジ交換直後は、内部のろ材を活性化させたり、細かいろ材の粉を洗い流したりするために、必ず「捨て水」を行う必要があります。浄水側の蛇口を開け、指定された時間(例:2~5分程度)水を流し続けてください。この水は飲まずに捨てます。
手順はそれほど難しくありませんが、水漏れなどを防ぐためにも、取扱説明書をよく読んで、正しい手順で確実に行うことが大切です。
きよまろプラス カートリッジの購入方法と価格
きよまろプラスの専用カートリッジは、どこで、いくらくらいで購入できるのでしょうか。
購入場所【公式サイト・電話が中心】
きよまろプラス本体の販売経路(訪問販売や特定のルートなど)を考慮すると、交換用カートリッジも一般的な店舗での販売はされていない可能性が高いです。
- 【基本】株式会社ダイト薬品 公式サイト: メーカーの公式サイト内のオンラインショップや専用の注文ページから購入するのが、最も確実で安心な方法です。
- 【基本】電話注文: ダイト薬品のカスタマーセンターや注文受付窓口に電話をして注文する方法も一般的です。製品に同梱されている案内や、公式サイトで連絡先を確認しましょう。
- 定期お届けコース: 継続して使用する場合、交換時期に合わせて自動的にカートリッジが届く**「定期お届けコース」**が用意されている可能性が高いです。割引価格になったり、送料が無料になったりするメリットがあることが多いです。
- 【注意】ECサイトや一般店舗での取り扱いは?: Amazonや楽天市場などの大手ECサイト、ドラッグストア、家電量販店などでの一般販売は、基本的には行われていないと考えられます。もし出品されている場合、それは非正規の販売店による転売品である可能性があります。非正規ルート品は品質保証がなく、万が一のトラブル時にメーカーサポートを受けられないリスクがあるため、必ずダイト薬品の公式サイトや電話といった正規ルートから購入するようにしましょう。
価格帯
- 価格: 浄水器の交換カートリッジは、その性能を維持するための心臓部であり、比較的高価な消耗品です。きよまろプラスのカートリッジも、1個あたり数千円~1万円程度の価格帯であると推測されます。(※正確な価格はダイト薬品にお問い合わせください。)
- ランニングコスト: 交換頻度(例:年1回、年2回)とカートリッジの価格から、年間のランニングコストを計算しておくと良いでしょう。
- 定期コースの割引: 定期お届けコースを利用すると、通常価格よりも割引された価格で購入できる場合が多いです。継続使用する場合は、定期コースがお得になるか検討しましょう。
きよまろプラス カートリッジに関する口コミ・評判
実際にカートリッジを交換して使用しているユーザーの声(推定)を見てみましょう。
良い口コミ・評判
- 水の味が良い: 「カートリッジを交換したら、やっぱり水の味が美味しくなった」「水道水特有のカルキ臭さがしっかり取れている」など、浄水効果への満足度。
- 交換が簡単: 「カートリッジの交換自体は、説明書を見れば簡単にできた」という声。
- お知らせ機能が便利: (もし搭載されていれば)「交換時期をランプで知らせてくれるので、忘れずに交換できて良い」という声。
- メーカー対応: 「電話での注文や問い合わせに丁寧に対応してくれた」といった、メーカーサポートに関するポジティブな声。
気になる口コミ・評判
- カートリッジが高い!: 「効果は分かるけど、カートリッジの値段がもう少し安いと嬉しい」「年間のランニングコストが結構かかる」といった、価格に対する不満は、浄水器カートリッジではよく聞かれる意見です。
- 交換時期が早い?: 「思ったより交換時期が早く来る気がする(使用水量が多い家庭など)」という声。
- 購入方法が面倒: 「ネットや電話でしか買えないのが少し不便」「ドラッグストアとかで買えたら楽なのに」といった、購入場所の限定性に関する不満。
- 初期不良: (まれに)「届いたカートリッジに不具合があった」という声。メーカーに連絡すれば交換対応してもらえるはずです。
口コミまとめと考察
口コミからは、きよまろプラスの**浄水性能(水の味や臭いの改善)**については、カートリッジ交換によって維持され、満足しているユーザーが多いことがうかがえます。交換作業自体の難易度は高くないようです。
しかし、交換カートリッジの価格(ランニングコスト)については、やはり負担に感じている方が多いと考えられます。また、購入方法がメーカー直販などに限られる点も、利便性の面ではデメリットと感じられる可能性があります。
とはいえ、安全で美味しい水を継続的に利用するためには、適切な時期に、純正のカートリッジに交換することが不可欠です。コストはかかりますが、浄水器の性能を維持するための必要な投資と考えるべきでしょう。
きよまろプラス カートリッジの廃棄方法
使用済みのカートリッジの捨て方についても確認しておきましょう。
自治体のルールに従う
- 使用済みカートリッジの分別区分(燃えるゴミ?不燃ゴミ?プラスチック?)は、お住まいの自治体によって異なります。カートリッジの材質(主にプラスチック、内部に活性炭やフィルターなど)を確認の上、各自治体が定めるゴミ分別ルールに従って、正しく廃棄してください。
- 不明な場合は、お住まいの市町村の環境課やごみ収集担当部署に問い合わせるか、ゴミ分別アプリなどで確認しましょう。
- メーカー(ダイト薬品)のサイトや取扱説明書に、推奨される廃棄方法が記載されている場合もあります。
安全性と注意点
カートリッジを安全に、そして効果的に使用するための注意点です。
【厳禁】互換性のないカートリッジの使用
- 繰り返しになりますが、きよまろプラス浄水器には、必ず「きよまろプラス専用」として販売されている純正の交換カートリッジを使用してください。
- 見た目が似ていても、他社製品のカートリッジや、同じ「きよまろ」でも他のシリーズのカートリッジは、絶対に使用しないでください。 サイズが合わずに取り付けられない、無理に取り付けて水漏れする、浄水性能が全く発揮されない、浄水器本体の故障につながる、といった様々なトラブルの原因となります。
交換時期の厳守
- 推奨される交換時期(期間または総ろ過水量)を過ぎて使用し続けることは、浄水能力の低下や衛生面のリスクを高めます。必ず交換時期を守りましょう。カレンダーに記入したり、スマートフォンのリマインダー機能を設定したりするのもおすすめです。
長期間使用しなかった場合
- 旅行などで長期間(例:2週間以上など)浄水器を使用しなかった場合は、再度使用する際に、**カートリッジ内部の水を入れ替えるために、一定時間(例:2~3分程度)浄水を流してから(捨て水)**使用するようにしましょう。
お湯の使用制限
- 浄水器のカートリッジ(特に中空糸膜など)は熱に弱い場合が多いです。浄水側から、指定された温度以上のお湯(例:35℃以上など)を流さないでください。ろ材の性能が劣化したり、カートリッジが変形・破損したりする原因になります。お湯を使いたい場合は、一度浄水した水をやかんで沸かすなどしてください。(原水側でお湯を使うのは問題ない場合が多いです。)
まとめ:きよまろプラスの性能維持には、正しいカートリッジ交換を!
株式会社ダイト薬品の家庭用浄水器「きよまろプラス」。その高い浄水性能を維持し、毎日安全で美味しい水を安心して飲み続けるためには、心臓部である「交換カートリッジ」を、適切な時期に、正しく交換することが何よりも重要です。
カートリッジ交換のポイント
- 交換時期: 推奨される期間(〇ヶ月)または総ろ過水量の、どちらか早い方で必ず交換!
- 交換方法: 取扱説明書に従って、簡単・確実に!交換後は捨て水を忘れずに。
- カートリッジ: 必ず「きよまろプラス専用」の純正カートリッジを使用!互換品はありません。
- 購入方法: ダイト薬品公式サイトや電話注文など、正規ルートで購入!一般店舗での販売は基本的にありません。
- コスト: ランニングコストはかかりますが、安全で美味しい水のための必要な投資と考えましょう。
カートリッジ交換を怠ると、せっかくの浄水器の性能が活かされないばかりか、衛生面でのリスクも生じかねません。推奨される交換時期を守り、常に最高の状態で「きよまろプラス」を活用して、これからも美味しく健やかな水のある暮らしを楽しんでくださいね。
きよまろプラスの感想

きよまろプラスを3か月使ってみた感想です。ちなみに、なんで私が「きよまろプラス」を買ったかというと、「楽天で人気があった」のと「コンパクトで邪魔にならない」からです。
私の場合は付属している部品で大丈夫だったので、そのまま取り付けることができました。
取り付けは本当に簡単で、蛇口に本体を当ててクルクルと回すだけで完了!
こんなんで大丈夫なのかな?って思ったけど、水を出したら普通に出ました。
浄水にスイッチ変えて水を出してみると、普通(原水)よりは出が遅くなるけど、これくらいの差ならイライラせず使えそう♪
購入したときにオマケで「塩素測定試薬」をもらったので検証してみると、ほんとに色が変わるのにびっくり!
これはいいかもしれない。。。
…ってことで、継続するかどうかをしばらく使ってみて決めようと、3か月使ってみました。
効果が続いてるのかはわからないけど、なんとなく浄水してないお水を使うことが気になるようになっていたので、カートリッジを購入することにしました。
単体よりは定期購入だと若干安いので定期購入にしようかな?と思っています。定期的に送られてくるので、交換するのを忘れないのもいいかな、と。
「本体が安いとカートリッジ代が高い」ということもなく、良心的な価格設定です。(24か月以内の解約は残りの期間の半額が解約手数料になるので注意)
それと、定期購入には「本体新品交換保障」がついてくるのも嬉しい。壊れることはそうそうないとは思うけど、保険的に安心感があります♪
とりあえず定期購入するかどうかは、本体買って試してからでもいいと思います。